【6月27日 CNS】浙江(Zhejiang)省武夷(Wuyi)県麻陽(Mayang)水系の石硤(Shixia)ダムの上空からの風景。

 浙江省武夷県は山間の上下の落差などの自然条件を利用してダムを作り、発電所を建設した。堰(せき)が、ダムの水位を調節するクレストゲートの役割を果たしており、水位を調整することによって、都市の洪水問題を解決したり、水田のかんがい用水を確保したりできる。

 段々状のかんがい施設から流れる山の水が、発電所からクリーンなエネルギーを届ける。現在、武夷県の全域ではすでに110か所余りの水力発電所が建設され、総出力は7万4157キロワット、年間発電量は1億9000万キロワット。そのうち麻陽水系ではすでに14か所の水力発電所が建設されており、総出力は1万5155キロワット、年間発電量は3800万キロワットを擁する。(c)CNS/JCM/AFPBB News