【6月22日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)は21日、グループAの試合が行われ、メキシコは2-1でニュージーランドに逆転勝ちを収め、準決勝進出へ大きく前進した。

 メキシコは前半、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のリーズ・ユナイテッド(Leeds United)でプレーするクリス・ウッド(Chris Wood)に先制点を許したが、後半のラウル・ヒメネス(Raul Alonso Jimenez)とオリベ・ペラルタ(Oribe Peralta)のゴールで白星を手にした。

 この結果、ロシア・ソチ(Sochi)で勝利したメキシコは、同日に行われた試合でロシアを1-0で下したポルトガルを得失点差で抑え、グループAの首位に立っている。

 フアン・カルロス・オソリオ(Juan Carlos Osorio)監督が率いるメキシコは、24日のロシア戦で引き分け以上で準決勝進出が確定するが、グループ最下位に沈んだニュージーランドは大会から敗退することが決まった。

 前半はニュージーランドのパフォーマンスに苦しみ、試合終了間際には両国選手の間で小競り合いも起きた一戦を制したメキシコのオソリオ監督は、後半から途中出場したエクトル・エレーラ(Hector Herrera)が攻撃の流れを一気に変えたとした上で、「チームのプレーは立派だった。このレベルで苦しむのは当然のことだし、われわれは勝利にふさわしかったと思う。異なる相手にどう対応すべきかは理解している」と話した。 (c)AFP/Ryland JAMES