【6月20日 AFP】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で8度目の優勝を目指す男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が今週、前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2017)に出場する。

 現在世界ランキング5位のフェデラーは先週、ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)で行われた大会で全休したクレーコートシーズンから復帰。しかし、39歳のトミー・ハース(Tommy Haas、ドイツ)に6-2、6-7(8-10)、4-6で敗れ、初戦敗退を喫した。

 今シーズン2敗目を記録した後、スイスの自宅に戻って充電してきたというフェデラーは、20日に行われる今大会初戦で世界ランク73位の盧彦勳(Yen-Hsun Lu、ルー・エンスン、台湾)と顔を合わせる。

 ドイツ・ハレ(Halle)で9度目のタイトル獲得を狙うフェデラーは「先週のシュツットガルトより良いプレーをするという高い期待がある」と意気込みを口にした上で、自身は「グラスシーズンへ向けて100パーセントの状態にある」と語った。

 35歳のフェデラーは今季、ウィンブルドンに万全を期すために2か月の「休養」を取るまで、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)に加え、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)とマイアミ・オープン(Miami Open 2017)で2週連続の優勝を果たしていた。

 一方、全仏オープンテニス(French Open 2017)準々決勝でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れた錦織圭(Kei Nishikori)は、フェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)と初戦を戦う。(c)AFP