ロナウド「求めていた結果ではない」、ポルトガルはドロー発進 コンフェデ杯
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【6月19日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)は18日、グループAの試合が行われ、終了間際に同点ゴールを奪われたポルトガルはメキシコと2-2で引き分け、主将を務めるクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、白星発進できず嘆いた。
ロナウドは前半にリカルド・クアレズマ(Ricardo Quaresma)の先制点をアシストするなど、マンオブザマッチに選出される活躍をみせ、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)での将来について飛び交う臆測をシャットアウトした。
前半終了間際にメキシコのハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)に同点ゴールを許したポルトガルは、試合終了4分前にセドリック・ソアレス(Cedric Soares)のゴールで勝ち越し、勝利を大きくたぐり寄せた。
しかし、試合終了間際にメキシコのエクトル・モレーノ(Hector Moreno)にヘディングシュートを決められ、大会初戦を白星で飾ることはできなかった。
ロナウドは試合後、FIFATVに「(マンオブザマッチの投票で)自分に票を入れてくれたすべてのファンに感謝したい。だけど、結果は求めていたものではなかった。勝利目前だったが、最後の最後でゴールを許してしまった。でも、それがサッカーだ」とコメントしている。
「チームは今でも自分たちのことを強く信じている。僕らに数多くのチャンスがあることは分かっている。2試合残っているので落ち着いているし、今は次の試合に切り替えなくてはならない。勝たなければならない試合なのだから」
「もし勝てばグループステージ突破に近づくので、まだ警鐘を鳴らすべきときではない」
先週海外のペーパー会社を通じて1470万ユーロ(約18億円)を脱税した罪でスペイン検察当局に訴追されたロナウドは、レアルを離れたがっていると報じられている。
スペインのスポーツ紙マルカ(Marca)は18日、ロナウドに慰留の電話をかけるため、レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が休暇を切り上げたと伝えている。
試合後にロナウドは、報道陣に何も語ることなくミックスゾーンを通り過ぎている。
21日にモスクワ(Moscow)で開催国ロシアと戦うポルトガルは、24日にはサンクトペテルブルク(St. Petersburg)でニュージーランドと対戦する。(c)AFP