【6月16日 AFP】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は15日、1470万ユーロ(約18億円)の脱税の罪でスペイン検察当局に訴追されたことを受け、沈黙し続けることが「最良の答え」との反応を示した。

 ロナウドはインスタグラム(Instagram)に、代表チームのポロシャツを着て右手の人さし指を口に当てた自分の写真とともに、「時には黙っていることが最良の答えだ」と投稿した。

 ロナウドは14日、代表のチームメートとともにコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)が行われるロシアに出発するのを前に、記者団に対して「常に心にやましいところはない」とも語っていた。

 また、所属するスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は「納税義務の履行について法律に基づいて行動してきたと把握しているわれわれの選手であるクリスティアーノ・ロナウドに、全幅の信頼を置いています」とロナウドを支持している。

 スペイン財務省技術組合(Gestha)によると、仮にロナウドが裁判にかけられて有罪となれば、懲役3年6月と2800万ユーロ(約34億円)の罰金が科される可能性がある。(c)AFP