【6月15日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が14日、フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)からMFコランタン・トリソ(Corentin Tolisso)を4750万ユーロ(約58億円)で獲得したと発表した。

 ボーナスを差し引いた4150万ユーロ(約51億円)の移籍金は、バイエルンが2012年にスペイン1部リーグのアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)からハビ・マルティネス(Javi Martinez)を獲得した際の金額を超え、ブンデス史上最高額となった。

 今年3月に行われたスペイン戦でA代表デビューを飾ったトリソは昨季、キャリア最多となる公式戦14ゴールを記録する活躍を披露。パルク・オリンピック・リヨン(Parc OL)に本拠地を置くチームとは、2020年まで契約を残していた。

 10年間所属したリヨンに別れを告げ、新たに王者バイエルンと5年契約を結んだ22歳のトリソは「リヨンでは素晴らしい時間を過ごせたので、非常に感謝している。今は欧州最高のクラブの一員になれたことが本当にうれしい。FCバイエルンでは大きな目標がある。きょうは、私にとって素晴らしい一日になった」と声明で述べた。(c)AFP