【6月15日 AFP】グアテマラとメキシコ南部で14日、マグニチュード(M)6.9の強い地震が発生し5人が死亡、停電が起きた他、複数の住宅が倒壊した。当局が明らかにした。

 グアテマラの地震学研究所(Institute of Seismology)によると、震源は西部サンマルコス(San Marcos)県内の地点で首都グアテマラ市(Guatemala City)の西156キロ。

 国家防災委員会によると、揺れはグアテマラ市を含む国内の大半の地域だけではなく、隣国メキシコでも感じられた。

 死者は当初、2人と報じられていたが、地震のショックによる心臓発作でさらに3人が死亡した。

 グアテマラは複数のプレートがぶつかり合う場所にあり、地震の危険地域に含まれる。サンマルコス県では2012年と2014年にも地震に見舞われ、死者が出ている。(c)AFP