【6月14日 AFP】イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)は13日、サッスオーロ(US Sassuolo)前指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)氏が新監督に就任したと発表した。契約期間は2年。

 ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)前監督がチームを離れ、インテル(Inter Milan)の指揮官に就いたことを受け、ローマは先週から新監督を探していた。

 ローマのジェームズ・パロッタ (James Pallotta)会長は「われわれは、チームに入って選手の能力を最大限に生かすだけでなく、アカデミーにいる才能豊富な若手を引き出すことができる人物がほしかった」と述べた。

「われわれの新たなスポーツディレクター(SD)モンチ(Monchi)氏が、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏と契約を締結した。彼のプレースタイルを考えれば、彼がローマにぴったり合うと信じている」

 現役時代に4年間にわたりローマでプレーし、2000-01シーズンではリーグ制覇を成し遂げた47歳のディ・フランチェスコ氏は「ローマに復帰し、自分にとって常に大きな意味を持つクラブで指揮を執ることができて非常にハッピー。ふさわしい結果をチームが確実に得られるよう、私も全力を尽くす」とコメントした。

 昨季のリーグ戦を2位で終え、来シーズンは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)に出場することが決まっているローマは同日、PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)からエクトル・モレーノ(Hector Moreno)の獲得を発表。今オフ最初の補強を果たしている。(c)AFP