【6月14日 AFP】サッカー2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選が13日、各地で行われ、イラクと対戦した日本は1-1の引き分けに終わり、本大会出場へ向けて思わぬ足踏みとなった。

 中立地テヘラン(Tehran)でイラクと顔を合わせたサムライブルーは、前半の大迫勇也(Yuya Osako)の得点で勝利へ突き進むかに思われたが、後半28分にマフディ・カミル(Mahdi Kamil)に同点ゴールを許した。

 この結果、グループBの日本は2位と勝ち点差1の単独首位に立ったが、出場権を争う2位サウジアラビアと3位オーストラリアとの差を3に広げるチャンスを逃している。

 グループBのもう一方の試合では、4位のアラブ首長国連邦(UAE)がタイと1-1で引き分け、W杯出場の可能性をかすかに残している。

 後半ロスタイムにアリ・マブフート(Ali Mabkhout)が起死回生の同点弾をたたき込み、かろうじて出場権争いに踏みとどまったUAEは、数字的にはグループ3位を確保する可能性があるものの、実現するには敵地で控える残り2戦での勝利が絶対条件となっている。

 アジア最終予選では、各グループの上位2か国が自動的にW杯出場権を手にする一方、3位に入ったチームはプレーオフに進むことになっている。(c)AFP