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トランプ氏模した暗殺劇が物議、スポンサー撤退 米NY

2017年6月13日 15:47 発信地:ニューヨーク/米国

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トランプ氏模した暗殺劇が物議、スポンサー撤退 米NY
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米ニューヨークのセントラルパークで、「ジュリアス・シーザー」が上演される野外劇場に集まった人々(2017年6月12日撮影)。(c)AFP/Bryan R. Smith

【6月13日 AFP】(訂正)米ニューヨーク(New York)で上演中の英劇作家ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare)の演劇作品「ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)」で、暗殺される主人公がドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領によく似ていることから物議を醸している。11日には一部スポンサーが撤退し、表現の自由に対する議論も沸き起こるなど、波紋が広がっている。

 この作品は、ニューヨークのセントラルパーク(Central Park)内の野外劇場で5月23日に公開され、6月18日まで上演される予定。主人公のシーザーがトランプ氏に似たキャラクターとして描かれていることに対し、右派やトランプ氏の長男のトランプ・ジュニア(Donald Trump Jr)氏からも激しい批判の声が上がっていた。

 これを受けて米デルタ航空(Delta Air Lines)と米金融大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は11日、スポンサーから撤退した。

 FOXニュース(Fox News)は同日、同作品の「背が高く、金髪のビジネスマン」である主人公はトランプ氏に非常に似ており、「女性や少数派の人たちに残忍な方法で刺殺される」と伝えている。

 さらに主人公の妻にはスラブ系のアクセントがあり、スロベニア出身であるトランプ氏のメラニア(Melania Trump)夫人に似せていることは明らか。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は先週、「青いシャツを着た不機嫌な金髪のシーザーに、金色のバスタブ、ぽってりとした唇のスラブ系の妻という描写」は、トランプ氏に対する批判を「驚くほど新しいレベル」で行っていると論評していた。

 劇場側は作品を支持し、「誰かに対する暴力を助長する意図はない」と強調。「シェークスピアとわれわれの作品は、それとは反対の主張をしている。反民主的な手段で民主主義を守ろうとする者は非常に大きな代償を払い、守ろうとしているものを破壊してしまうのだ」と述べている。(c)AFP/Jennie MATTHEW

特集:トランプ政権

ドナルド・トランプ氏は2017年1月20日、米国の第45代大統領に就任した。

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