【6月11日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシ(Lionel Messi)が、11日に行われるシンガポール代表との親善試合を「個人的な理由」で欠場することがわかった。大会主催者が発表している。

 主催者はほかにもゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)とニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)の欠場も発表し、「彼らの欠場にはシンガポールや世界中のサッカーファンとともに、われわれもがっかりしていますが、それでもワールドクラスの選手がそろうチームですから、エキサイティングな試合になるでしょうし、とても楽しみにしています」とコメントした。

 メッシとオタメンディについては、6月後半に予定されている結婚式の準備のため、試合を欠場すると以前から報じられていたが、主催者は明言を避けてきた。メッシは恋人のアントネラ(Antonella Roccuzzo)さんと30日に、オタメンディは16日に挙式を予定している。

 シンガポールサッカー協会(FAS)は10日、メッシやオタメンディがチームとともにシンガポール入りしていることを示す映像を公開していた。アルゼンチンは先日、豪メルボルン(Melbourne)で親善試合を行い、FIFAランク1位のブラジル代表に勝利している。

 アルゼンチン代表は空港の自家用機専用ターミナルから静かに入国。チームにはマンチェスター・シティ(Manchester City)のセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)やパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)らもいるが、スターを一目見ようと出待ちをしたファンは10人ほどだった。

 FIFAランキング2位のアルゼンチンは、13日に国立競技場(National Stadium)で同ランク159位のシンガポール代表と対戦。この試合は、FAS創設125周年の記念試合となる。(c)AFP