トップ > ライフ > ライフ

「朝鮮少年団」の創立記念日 金正恩氏への忠誠誓う

2017年6月7日 13:13 発信地:平壌/北朝鮮

このニュースをシェア

「朝鮮少年団」の創立記念日 金正恩氏への忠誠誓う
1/16
北朝鮮・平壌で行われた朝鮮少年団創立記念日のイベントで、ライフル銃の模型を手に障害物競走に出場する女の子(2017年6月6日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

【6月7日 AFP】(訂正)少年組織「朝鮮少年団」創立記念日の6日、北朝鮮・平壌(Pyongyang)の第4小学校では、記念イベントが開催され、AK47(カラシニコフ自動小銃)の模擬銃を肩に背負い、模擬手りゅう弾を標的に投げ、地面を這って進み、塀を乗り越える子どもらの姿が見られた。

 障害物競走を終えたミョン・ヒョンジョンさんは、得意科目は算数だが、大人になったら「尊敬する金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)最高指導者を軍事力で護衛するため」に軍隊に入りたいと述べ、「わたしたちは国を守るために備えなければなりません」と話した。ミョンさんは10歳の女の子だ。

 担任のリ・スリョンさん(24)は、競争は「子どもたちが成長した時のために、わが国を防衛する精神を養い、さらに、尊敬する最高司令官の先軍革命指導を掲げつつ、あらゆる敵を打ち負かすために肉体的・精神的な準備をすること」が目的だと説明した。ここでの最高司令官とは、金労働党委員長のことだ。

 1950年に始まった朝鮮戦争は1953年の休戦協定まで続いた。平和条約は結ばれてはいないため、実際にはまだ終わっていない。

 リ先生も障害物競走に参加した。競技終了後にAFPの取材に応じ、「わが国への侵入を謀る者など、あらゆる敵を必ず倒すとの気持ちで手りゅう弾を投げた」と語った。

 北朝鮮の子どもらは全員が自動的に「朝鮮少年団」に入会する。その制服には他の共産主義諸国と同様に「少年先鋒隊」の赤いネッカチーフが付けられている。この組織は、幼い時から政府当局に対する忠誠を吹き込むメカニズムの一つだ。1946年の創立記念日は公休日となって、全国の学校で運動会が行われる。

 競技が終わると子どもらは、指導者を賛美する歌に合わせて組ダンスを踊った。

「偉大な金正恩元帥の温かい愛と思いやりを忘れてはいけません」と同校の校長は子どもらと見守る親たちに語った。「一生懸命勉強して、将来、偉大な大人になりなさい」 (c)AFP/Sebastien BERGER

メディア・報道関係・法人の方向け 写真・動画 購入のお問合せ>

こんな記事も読まれています

あわせて読みたい

話題の記事

ライフスタイル 新着一覧へ>

トップストーリー

ピックアップ

人気記事>