【6月4日 AFP】3日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝でレアル・マドリード(Real Madrid)に1-4で敗れ、タイトルに手が届かなかったユベントス(Juventus)の主将ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が、相手の方が上手だったと完敗を認めた。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式ウェブサイトでブッフォンは「みんな落胆している。前半は非常に良いプレーができていて、これなら勝てると思っていた。後半になぜあんなことになったのか、説明がつかない」とコメントしている。

「後半のレアルは勝利にふさわしかった。チームとしての格と、こういった試合でプレーするために必要な姿勢を見せていた」

 レアルがクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2得点などで1990年のACミラン(AC Milan)以来となる欧州連覇を達成した一方で、ユベントスはチャンピオンズリーグ決勝の舞台で5連敗となり、優勝を逃した回数は7度目となった。39歳になるイタリアの偉大な守護神ブッフォンは、2003年、2015年に続き、またしても涙をのんだ。

 ロナウドのゴールで先行されたユベントスは、マリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)の見事なボレーシュートで同点に追いついて前半を折り返したものの、後半にレアルのカゼミーロ(Casemiro)に勝ち越しゴールを許すと、ロナウド、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)にも追加点を奪われた。(c)AFP