【6月1日 MODE PRESS】米人気歌手アリアナ・グランデ(Ariana Grande)のコンサートが標的となった爆破事件では22人が死亡し、50人以上が負傷する大惨事となった。事件後、米国へ帰国したアリアナだが、事件が発生した英マンチェスター(Manchester)に戻って被害者に会い、被害者とその家族のための慈善公演を開催することを明らかにした。

 アリアナはツイッター(Twitter)に長文メッセージを投稿し、「マンチェスターでの事件の犠牲者とその家族の方々に、心からの祈り、深い哀悼の意を表したい」「みなさんが感じている痛みを取り除いたり、和らげたりすることは、私にも、誰にもできない。だけど、助けを必要としている人がいるなら、私の心を捧げ、手助けができたらと思う」「今私たちができることは、今回の事件が私たちにどのような影響を及ぼし、生活をどう変えていくのか、を自ら選択すること」「信じられないほど勇敢な都市、マンチェスターに戻り、ファンと時間を過ごし、犠牲者とその家族のために慈善公演を行い、募金活動をする予定。私と共にマンチェスターのことを考えてくれている、友人や音楽仲間にも感謝している」とつづった。

 また、アリアナはこのような攻撃に屈しないよう呼びかけ、「この1週間、ファンとすべての方々のことをずっと考えていた。そして、今回の事件に対するみなさんの対応に勇気づけられ、みなさんが思っている以上に誇りに思った。ここ1週間でみなさんが示してくれた哀れみ、優しさ、愛、強さ、そして一体感は、あの事件のような邪悪なものとは正反対だった」とつづり、マンチェスター市民やファンの事件に対する対応について賞賛した。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS