【5月30日 AFP】飲酒または薬物を使用した状態で車を運転した疑いで29日未明に逮捕された男子ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズ(Tiger Woods)選手(41)が同日、謝罪声明を発表した。ウッズ選手は、事件当時に飲酒はしていなかったと主張している。

 ウッズ選手は同日午前3時前後に、米フロリダ(Florida)州ジュピター(Jupiter)で警察に逮捕された後、留置所に収容されたが、同10時50分(日本時間午後11時50分)には自己誓約により保釈された。

 ウッズ選手はその後、米紙USAトゥデー(USA Today)に声明を送り、処方薬の副作用が原因だと弁明。「自分がしたことの重大性は理解しており、自分の行動のすべての責任を負う」とした上で、「アルコールは無関係であることを、世間の人々に知ってほしい」と付け加えた。

「処方薬への予期せぬ反応であのようなことが起きてしまった。複数の薬剤が自分にこれほど強く影響するとは知らなかった」

「家族と友人、ファンの皆さんには心からおわびしたい。私も自分自身を信じている」と続けている。(c)AFP