【5月26日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からローン移籍中のギジェルモ・バレラ(Guillermo Varela)を退団させる見込みとなった。

 フランクフルトは28日にクラブにとって今季最も大事な一戦となるドイツカップ(German Cup 2016-17)の決勝、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦を控えているが、その試合を前に24歳のDFであるバレラはクラブに背いて腕にタトゥーを入れ、その部分に炎症を起こした。

 フランクフルトのスポーティング・ディレクターを務めるフレディ・ボビッチ(Fredi Bobic)氏は独スポーツ通信社SIDに対し、「こういった振る舞いは怠慢であり、チーム全体の体面を傷つけるものだ。この行動によってギジェルモのフランクフルトでの時間は終わる。クラブは、指導者や医師の要求に背く選手を許容できない」とコメントしている。

 昨夏ローン加入したウルグアイ人のバレラは、負傷によりドイツでのプレー時間は限られ、今季はリーグ戦7試合、カップ戦3試合の出場にとどまっている。(c)AFP