【5月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのサンダーランド(Sunderland AFC)が22日、デビッド・モイーズ(David Moyes)監督の辞任を発表した。

 54歳のモイーズ監督は昨年7月、サム・アラダイス(Sam Allardyce)前監督の後任としてサンダーランドの指揮官に就任したが、降格圏外から勝ち点16差の最下位と絶望的なシーズンを送った。

 モイーズ監督は「サンダーランドを指揮する機会をくださった(オーナーの)エリス・ショート(Ellis Short)氏と取締役会、そして、常に情熱をもってクラブを応援してくださったファンの皆さまに感謝したい」と声明で述べた。

「プレミアリーグ昇格を目指す選手と後任監督の努力が報われることを祈る」

 サンダーランドの10年ぶりとなるチャンピオンシップ(2部)降格は先月、ホームで行われたボーンマス(AFC Bournemouth)戦に0-1で敗れたことで確定。モイーズ監督は、21日に英ロンドン(London)で開かれたミーティングで退任の意思を伝えたという。

 モイーズ監督にとっては、わずか10か月の在任となったマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と、スペイン1部リーグのレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に続き、3チーム連続で短期政権に終わった。(c)AFP