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故C・コーネルさん、自殺願望なかったと妻 処方薬の影響示唆

2017年5月20日 6:40 発信地:ニューヨーク/米国

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故C・コーネルさん、自殺願望なかったと妻 処方薬の影響示唆
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米ロサンゼルスで公演するクリス・コーネルさん(2015年12月13日撮影)。(c)AFP/Getty Images for CBS Radio/Kevin Winter

【5月20日 AFP】急死した人気グランジロック歌手クリス・コーネル(Chris Cornell)さん(52)の妻、ビッキー・カライアニス(Vicky Karayiannis Cornell)さんは19日、夫の死は意図的なものではなく、処方薬の影響で判断力が鈍っていた可能性があるとの見解を示した。

 当局によると、グランジロック界を象徴する歌手だったコーネルさんは、デトロイト(Detroit)で17日にメインバンドのサウンドガーデン(Soundgarden)との公演を終えた直後、ホテルの自室で首をつった状態で発見された。

 ウェイン(Wayne)郡の検視当局は自殺と判断したが、ビッキーさんは夫に自殺の兆候はなかったと主張。コーネルさんは長年にわたりうつ病と薬物乱用に苦しんできたが、10年前から薬物の使用をやめており、処方箋が必要な抗不安剤であるロラゼパム(Lorazepam、商品名:アチバン、Ativan)を服用していたと説明している。

 ビッキーさんは声明で、「これは不可解なこと。これから出される医療報告書で、さらなる詳細が明らかになることを期待している。彼は子供たちを愛していたので、自らの意思で命を絶ち、子供たちを傷つけるようなことはしないと確信している」と述べた。ビッキーさんはコーネルさんの2番目の妻で、夫妻は2人の子供をもうけている。

 ビッキーさんによると、コーネルさんは14日の母の日、家族とできるだけ長く過ごせるようにツアー先から飛行機で帰宅し、公演の直前に戻ったところだった。また夫妻は公演前、今月29日の戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー、Memorial Day)の祝日に向けた計画について話し合っていたという。

 だが「コンサート終了後、彼はろれつが回っていなくて、いつもと違っていた。アチバンを1、2錠多めに飲んでしまったかもしれないと言うので、警備員に連絡して様子を見に行ってもらった」とビッキーさんは述べている。

 コーネル家の弁護士は、アチバンは偏執症(パラノイア)や自殺願望を引き起こすことがあると説明。「家族は、クリスが自殺したとすれば、自分が何をしているのかわかっていなかったのではないか、また、薬やその他の薬物が彼の行動に影響を与えたのではないかと考えている」と述べた。(c)AFP/Shaun TANDON

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