【5月19日 時事通信社】ロイター通信は18日、米大統領選の選挙戦中の昨年4月から11月にかけて、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)らトランプ陣営関係者が少なくとも18回にわたり、ロシア当局者らと電話やメールで接触していたと報じた。

 事実とすれば、トランプ陣営とロシア側の密接な接触を裏付けるもので、両者が共謀して大統領選に干渉したという「ロシアゲート」疑惑が深まる可能性もある。

 ロイターが米政府の現・元当局者の話として報じたところによると、18回の接触のうち、6回はフリン氏らとキスリャク駐米ロシア大使との電話。残りの12回はトランプ陣営と、ロシア当局者やプーチン大統領に近いウクライナの政商らが電話やメールなどで接触していたという。

 会話や通信の内容は、ウクライナ危機をめぐり悪化していた米ロ関係の立て直しや過激派組織「イスラム国」(IS)掃討での協力などだった。

 さらに大統領選後には、フリン氏とキスリャク氏のやりとりが増加。トランプ大統領とプーチン大統領の間で、米情報当局を通さない「裏のルート」を構築する方策について話し合われたという。(c)時事通信社