【5月19日 時事通信社】イランで19日、大統領選の投票が行われた。4人が出馬しているが、欧米やロシアなど6カ国と2015年に結んだ核合意を導き、対欧米協調路線を掲げる現職の保守穏健派、ロウハニ大統領(68)と、反米姿勢を貫く最高指導者ハメネイ師(77)に近い保守強硬派のライシ前検事総長(56)による事実上の一騎打ちとなっている。

 19日夜(日本時間20日未明)に締め切られ、20日中には大勢が判明する見通し。いずれの候補も過半数を獲得できなければ、26日に上位2人による決選投票が行われる。イスラム教シーア派の大国で強硬派の大統領が誕生すれば、イランを「テロ支援国家」に指定するトランプ米政権や、イランを敵視する他のスンニ派中東諸国との対立が激化する恐れもある。(c)時事通信社