【5月19日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia 2017)は18日、第12ステージ(フォルリからレッジョ・エミリア、229キロメートル)が行われ、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のフェルナンド・ガヴィリア(Fernando Gaviria、コロンビア)が今大会3度目のステージ制覇を果たした。

 ピンクジャージ―(マリア・ローザ)は、チームサンウェブ(Team Sunweb)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)がモビスター・チーム(Movistar Team)の2014年大会王者ナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)を2分23秒差で抑え、第11ステージから引き続き維持している。

 スプリンターのガヴィリアは、すでに第3、第5ステージを制していただけでなく、第7ステージでもオリカ・スコット(Orica-Scott)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan、オーストラリア)に次いで2位に入っていた。

 マリア・ローザを争うレースは、20日から再び山岳地帯へ戻ることになるが、イタリア勢は依然として苦戦が続いている。

 この日はウィリエール・トリエスティーナ(Wilier Triestina)のヤクブ・マレツコ(Jakub Mareczko、イタリア)が今大会2度目の2位でフィニッシュしたが、12ステージまでを終えた時点で一度もイタリア勢がステージ優勝を果たしていないのは、大会史上初となっている。(c)AFP