第70回カンヌ国際映画祭、数字で見る映画の祭典
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【5月19日 AFP】南仏カンヌ(Cannes)で17日に開幕した第70回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)は、映画、スター俳優、インタビュー、パーティーが満載のめまぐるしい12日間となる。
この華やかな映画祭にまつわる「数字」をいつくか拾ってみた。
■9人
映画祭の最高賞「パルムドール(Palme d'Or)」を決める審査員の数。映画『オール・アバウト・マイ・マザー(All About My Mother)』のペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)監督が審査員長を務める審査員団は、ウィル・スミス(Will Smith)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、中国のファン・ビンビン(Fan Bingbing)らが名を連ねている。
■167個
70回目の開催となるカンヌ映画祭に特別に用意された「パルムドール」トロフィーの葉に散りばめられたダイヤモンドの数。制作したスイスのショパール(Chopard)社はトロフィーの価値について詳細を明らかにしていないが、例年用意される18金のトロフィーは約2万ユーロ(約250万円)相当とされている。
■60メートル
レッドカーペットの長さ。コンペティションの映画1本の公式上映のたびに取り替えられるため、毎日180メートルのカーペットが使われる。
■4万5000人
映画祭会場入りが公式に認定された人の数。うち約4500人がジャーナリスト。
■2000万ユーロ (約25億円)
映画祭の予算。半分はフランス国民の税金から、もう半分はスポンサー企業から。
■91本
今年の映画祭で上映されるフィーチャー映画の本数。そのうちオフィシャル・セレクションは61本で、うち19本がパルムドールを競う。
■20万人以上
映画祭開催中のカンヌの人口。普段は7万4000人。
■468台
カンヌ市内に設置された監視カメラの数。
(c)AFP