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MotoGP元世界王者ヘイデンは「極めて深刻な状態」、搬送された病院が発表

2017年5月19日 10:55 発信地:ローマ/イタリア

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MotoGP元世界王者ヘイデンは「極めて深刻な状態」、搬送された病院が発表
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2015年にオーストラリアのフィリップ島でインタビューを受けるニッキー・ヘイデン(2015年10月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/PAUL CROCK

【5月19日 AFP】2006年の世界ロードレース選手権(WGP)でMotoGPクラスの世界王者に輝いたニッキー・ヘイデン(Nicky Hayden、米国)が18日、自転車事故から一夜明けて極めて深刻な状態にあることが分かった。病院にはヘイデンの婚約者と家族が寄り添っているという。

 35歳のヘイデンは17日、伊リゾート地のリミニ(Rimini)で自転車でトレーニングしていた際、車と衝突して胸と頭部に大けがをし、病院に緊急搬送された。

 搬送されたチェゼーナ(Cesena)のマウリツィオ・ブファリーニ病院(Maurizio Bufalini Hospital)は声明で「ニッキー・ヘイデンは依然として極めて深刻な状態です」と発表している。

「彼は集中治療室に入っています。深刻な多発外傷と重度の脳損傷が認められます」

「ケンタッキー・キッド(The Kentucky Kid)」のニックネームで知られるヘイデンは、2003年から2015年までMotoGPに参戦し、2016年からスーパーバイク世界選手権(WSB)に転向した。

 ヘイデンが所属するレッドブル・ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チーム(Red Bull Honda World Superbike Team)は、ヘイデンのそばには婚約者が寄り添っていて、18日未明には米国から家族が駆けつけたと明かしている。

 MotoGPでは通算3勝ながらも、ヘイデンは2006年シーズンにはバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)との争いを制して世界タイトルを獲得した。

 世界王者に通算9度輝いた実績を誇るロッシは、世界ロードレース選手権のフランスGP参戦のため滞在している仏ル・マン(Le Mans)からヘイデンを激励している。

 2006年にわずか5ポイント差でヘイデンとの総合優勝争いに敗れたロッシは「ニッキーはパドックにおける親友の一人だ」とコメント。

「彼のルーキーイヤーの2003年に僕たちはチームメートだった。彼は若く、その年に欧州デビューを飾った」

「その数年後に僕たちは最終戦のバレンシアGPまでタイトルを争い、僕としては残念だったけれど彼がチャンピオンになった。レースの後に僕らは握手をして抱き合ったんだ」

 ロッシとヘイデンはその後、ドゥカティ(Ducati Team)で再びチームメートとなっている。

 イタリアでは先月にも、自転車ロードレース界のベテランライダーとして知られるミケーレ・スカルポーニ(Michele Scarponi、イタリア)が、自宅近郊の道路でトレーニング中に小型トラックにはねられて死亡する事故が起きたばかりだった。(c)AFP

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