【5月18日 AFP】日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は17日、日本代表が来年11月にニュージーランド代表と国内で対戦することを発表した。

 ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、来年11月3日に行われるテストマッチで、W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)王者のオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)と激突する。

 2019年ラグビーW杯(Rugby World Cup 2019)で開催国を務める日本は、先日行われた同大会のプール組分け抽選会でアイルランド、スコットランド、そしてルーマニアが入ると予想されている欧州地区予選1位と同じプールAに入っている。

 アジア王者の日本代表は、現イングランド代表指揮官のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)の下で出場した2015年のW杯で、南アフリカ相手に大番狂わせを演じるなど3勝を記録し、これまで味わってきたW杯での屈辱を晴らした。

 日本代表のジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)HCは、先日京都で行われたW杯の組み分け抽選会で、ジョーンズHCやオールブラックスのスティーブ・ハンセン(Steve Hansen)HCらと並んだ際に、「マグロの群れに入った小さなイワシの気分だ」と語っていた。

 通算3度のW杯優勝を誇るニュージーランド代表のハンセンHCは、日本で行われる今回のテストマッチについて、アジア初開催となる2019年大会への準備の一環として臨むとコメントしている。

 日本代表がオールブラックスと対戦するのは、2013年に6-54の大敗を喫して以来となる。オールブラックスは対日本戦で5戦全勝の成績を残しており、1995年のW杯では145-17で圧勝している。(c)AFP