【5月17日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは16日、第34節延期分の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3-1でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)に勝利し、パブロ・サバレタ(Pablo Zabaleta)のホーム最終戦を白星で飾った。

 32歳で右サイドバックのサバレタは、今季終了後にシティを退団することを表明しており、シティで通算333試合目となる出場を本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で果たした。

 試合後にはセレモニーが行われ、サバレタはプレミアリーグでプレーすることが「夢」だったことを明かし、クラブでの思い出の場面にはマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に勝利した2011年のFAカップ(FA Cup)準決勝と、2012年の劇的なプレミアリーグ優勝を挙げた。

「一人の選手として、一人のファンとして、プレミアリーグでプレーすることは夢だった」と明かしたサバレタは、「恋人(現在の奥さん)に『マンチェスター(Manchester)に行かせてほしい』と頼んだ。僕は『3、4年間だけ」と言ったけれど、結局は9年になってしまったから謝らないといけないね」と語った。

「シティで特に思い出深いのは、ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でユナイテッドに勝利したFAカップ準決勝と、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のゴールで僕らが初めてリーグ制覇を果たした瞬間だ。ファンが長い間待ちわびていたからね」(c)AFP