【5月14日 AFP】イラン北東部の北ホラサン(North Khorasan)州で13日、マグニチュード(M)5.7の地震が発生し、2人が死亡、数百人が負傷したと国営メディアが14日、報じた。被害は広範囲に及んでいるという。

 地震はグリニッジ標準時(GMT)13日午後6時(日本時間14日午前3時)、同州ボジュヌルド(Bojnurd)で発生。イラン学生通信(ISNA)によると、地震で54歳の女性と10代の少女が死亡、370人以上が負傷した他、家屋の4割が損壊した。

 米地質調査所(USGS)によると、震源はトルクメニスタンとの国境から50キロの地点で、震源の深さは12.5キロ。

 イランでは4月5日にも同国第2の都市マシャド(Mashhad)近くでM6.1の地震が発生し、少なくとも2人が死亡した。(c)AFP