【5月14日 AFP】ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ(2016-17 European Rugby Champions Cup)は13日、決勝が行われ、サラセンズ(Saracens)が28-17でクレルモン・オーヴェルニュ(Clermont Auvergne)を下し、連覇を果たした。

 英ロンドン(London)に拠点を置くサラセンズは18-17と1点リードで迎えた後半33分、オーウェン・ファレル(Owen Farrell)のパスから最後は元イングランド代表のFBアレックス・グッド(Alex Goode)が勝負を決定付けるトライを決めた

 イングランド代表でキッカーを務めるファレルは序盤に数本キックを外していたもののタッチライン際からのコンバージョンを蹴り込みリードを8点差に広げると、その後クレルモンのカミーユ・ロペス(Camille Lopez)がペナルティーを外すと、ファレルは自らのペナルティーを決めた。

 史上4クラブ目の連覇を達成したプレミアシップの現王者でもあるサラセンズは、2年連続の2冠に向けてあと2勝に迫っている。

 またサラセンズは、レンスター(Leinster Rugby)と17勝で並んでいたチャンピオンズカップでの連勝記録を18に伸ばし、新記録を樹立している。(c)AFP