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ホワイトハウス内の「映画館」を一般公開 メラニア夫人が主導

2017年5月13日 18:38 発信地:ワシントンD.C./米国

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ホワイトハウス内の「映画館」を一般公開 メラニア夫人が主導
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ホワイトハウス内の映画上映室で3D眼鏡を掛けてスーパーボウルの試合を見る(前列右から)バラク・オバマ大統領(当時)とミシェル夫人(2009年2月1日撮影)。(c)AFP/WHITE HOUSE/Pete SOUZA

【5月13日 AFP】米ホワイトハウス(White House)の中にある映画上映室が一般公開されることになった。かつてドワイト・アイゼンハワー(Dwight Eisenhower)大統領(以下いずれも当時)がよく西部劇をこっそり観賞し、ジミー・カーター(Jimmy Carter)大統領が映画『大統領の陰謀(All the President’s Men)』を見た部屋だ。

 この上映室は1942年にフランクリン・デラノ・ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)大統領が広いクロークルームを改装したもの。今回、大統領の私的な「映画館」の公開を決めたのは、メラニア・トランプ(Melania Trump)夫人だ。

「ホワイトハウスはこの国の人々のものです」と、メラニア夫人。「ホワイトハウスを訪れて見学する皆さんには、ここの豊かな歴史と素晴らしい伝統にできるだけ多く接してほしいと思います。皆さんがこの新しい見学場所を心から楽しんでくれることを願っています」

 大の映画ファンだったカーター氏は、週に2、3回はここで観賞会を開いていた。在任中にここで見た映画の本数は480本。歴代大統領の中で最も多い。

 ウェブサイト「ホワイトハウス博物館(White House Museum)」によれば、ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)大統領は元俳優という経歴を持ちながら、それほど映画は見ていない。ただし、自分の出演作はナンシー・レーガン(Nancy Reagan)夫人と一緒によく見たという。また、51の座席が階段状に並ぶように上映室をリフォームしたのもレーガン大統領だ。

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領の好みは、スパイもののパロディー映画『オースティン・パワーズ(Austin Powers)』シリーズだった。だが自身がアフガニスタンとイラクで始めた戦争が長引くにつれ、『ブラックホーク・ダウン(Black Hawk Down)』や『ワンス・アンド・フォーエバー(We Were Soldiers)』などの戦争をリアルに描写した作品を見るようになったという。

 バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は南部の人種差別を描いた『アラバマ物語(To Kill a Mocking Bird)』が制作から50年を迎えた記念に同作を上映した。

 今年1月に大統領に就任したドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がここで最初に見た映画は、魚が両親を捜すアニメ『ファインディング・ドリー(Finding Dory)』だ。

 上映室はホワイトハウスの東棟にある。東棟の地下には第2次世界大戦(World War II)中にルーズベルト大統領が造った防空壕(ごう)もある。

 ホワイトハウスで初めて上映された映画は、1915年公開の『国民の創生(The Birth of a Nation)』。南北戦争を描いた作品で、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」を美化しているとして物議を醸した。(c)AFP

特集:トランプ政権

ドナルド・トランプ氏は2017年1月20日、米国の第45代大統領に就任した。

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