【5月7日 AFP】アフリカ・タンザニア北部で6日、小学校の児童らを乗せたバスが事故を起こし、校長によると最終学年の児童少なくとも29人と教師2人、運転手が死亡した。

 事故に遭ったのは同国北部アルーシャ(Arusha)のラッキー・ビンセント小学校(Lucky Vincent Primary School)に通う子供たちで、同校のイノセント・ムシ(Innocent Mushi)校長は、男子児童12人、女子児童17人、教師2人、運転手1人が死亡したと明らかにした。少なくとも生存者3人が救助されており、病院へ緊急搬送された。

 6日早朝、生徒たちが乗っていたバスが道路を外れ、同市カラトゥ(Karatu)地区のマレラ(Marera)川の崖から転落した。受験を控えた最終学年(通例12~14歳)の児童らは、模擬試験の会場に向かっているところだった。(c)AFP