フェライニの退場は「アグエロがしたたかだった」、モウリーニョ監督が見解
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【4月28日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは27日、第26節の未消化分が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)とのダービーを0-0で終えたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、シティのセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の「したたかさ」がマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)を退場処分に追いやったとの見解を示した。
ベルギー代表のフェライニは後半39分、アグエロに対するファウルでマーティン・アトキンソン(Martin Atkinson)主審からレッドカードを提示されたあと、詰め寄ったアグエロに頭突きを食らわせた。
モウリーニョ監督はレッドカードの責任の一端はフェライニにあると認めたものの、退場処分はアグエロによって仕向けられたのではないかと考えている。
まだ映像を見ていないと話したモウリーニョ監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「フェライニは自分が『マルアン・フェライニ』だからレッドカードになったと思っているようだった。マーティン主審とも話したが、彼はレッドカードが適切だと考えていた」と語った。
「私はとても経験豊富なアルゼンチン出身の選手がしたたかさをみせたことで、今回レッドカードが出されたのだと推測している」
この結果、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)出場圏内の4位シティと、5位ユナイテッドの勝ち点1差は変わらなかった。しかしながら、両チームは3位リバプール(Liverpool FC)に手が届く位置につけており、シティは1差、ユナイテッドは2差で追いかけている。(c)AFP