【4月27日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)は26日、シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が10度目の優勝へ好発進を切った。

 先週行われたモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)でクレー通算50回目の優勝を挙げたナダルは、ロジェリオ・ドゥトラ・シウバ(Rogerio Dutra Silva、ブラジル)に6-1、6-2で圧勝。自身の名が冠されたセンターコート、ピスタ・ラファ・ナダル(Pista Rafa Nadal)でプレーしたナダルは、試合前に「これを目にするのは名誉なこと」とツイートしていた。

 27日にケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)と対戦することが決まったナダルは「大会最初の試合は常に難しいが、すべてうまくいった。コートは非常に遅く、コンディションも好みではなかったが、安定した試合ができた」と振り返った。

 一方、第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、対戦相手のバーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)が背中のけがを理由に試合前に棄権を発表。1球もボールを打たずに、フェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)との3回戦に駒を進めている。(c)AFP