【4月26日 AFP】26日、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は、土星とその輪の間を通過する。この大胆な探査飛行により、太陽系第6惑星である土星をまったく新しい視点から観測できることへの期待が高まっている。

 NASAによると、最も内側の輪と土星の間に突入する探査は計22回計画されており、その第1回目の突入は米フロリダ(Florida)州の現地時間26日午前5時(日本時間26日午後6時)に予定されているという。

 突入後は通信の再開を待つのみとなる。探査機と地球との通信は約1日間途絶えるが、その間に土星の科学的観測が行われる。

 カッシーニが今回の突入探査を乗り切ることができれば、早ければ同27日午前3時5分(日本時間27日午後4時5分)には地球との無線通信を再開できる見通し。「画像や他の観測データは、通信の確立後速やかに送信され始めるはず」と、NASAは述べている。

 1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に入った全長6.7メートルの探査機カッシーニは、近く燃料が底をつき、9月15日に土星表面に突入して燃え尽きる予定となっている。(c)AFP/Kerry SHERIDAN / with Mariëtte Le Roux in Vienna