【4月26日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)は25日、シングルス2回戦が行われ、ラッキールーザーの杉田祐一(Yuichi Sugita)は第9シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を4-6、6-3、7-6(7-3)で破る大金星を挙げた。

 一時は予選で敗れた世界ランク91位の杉田だが、同胞の錦織圭(Kei Nishikori)が手首の負傷で大会直前に欠場を表明したことで、本選出場の切符をつかんだ。

 第3セット6-5で迎えたサービングフォーザマッチでは、3度のマッチポイントを逃した杉田だったが、タイブレークに入ると落ち着きを取り戻し、3回戦へ駒を進めた。

 一方、第4シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は、カイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)を6-1、6-4で、第8シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)はクレー巧者のニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)を7-6(7-4)、4-6、6-4で下している。

 同大会で10度目の優勝を目指す第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は26日、ロジェリオ・ドゥトラ・シウバ(Rogerio Dutra Silva、ブラジル)と顔を合わせる。(c)AFP