【4月26日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2017)は25日、各地でグループリーグの試合が行われ、グループGの川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)は1-0で水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)に勝利した。

 フロンターレは後半3分、奈良竜樹(Tatsuki Nara)がこの試合唯一の得点を記録し、アウェーでブルーウイングスに勝利した。

 現在グループ3位のフロンターレは、決勝トーナメント進出を目指し、5月9日の最終節で東方体育会(Eastern Sports Club、イースタンSC、香港)と対戦する。

 グループGのもう1試合では、広州恒大(Guangzhou Evergrande、中国)が6-0で東方体育会を退け、グループリーグ突破の望みをつないだ。

 大会2度の優勝を誇る広州恒大は、現在勝ち点1差の2位につけており、決勝トーナメント進出を確実にするためには、最終節でグループ首位のブルーウイングスに勝利する必要がある。

 大陸別の大会で男子のプロチームを率いた初めての女性指揮官、陳婉ティン(Yuen Ting Chan、チャン・ユエンティン)監督で話題となった東方だが、5試合を終えて勝ち点1しか獲得できず、最終節を残して敗退が決まった。

 一方、グループHのガンバ大阪(Gamba Osaka)は、ホームでアデレード・ユナイテッド(Adelaide United、オーストラリア)と3-3の引き分けに終わった。

 ガンバは現在グループ最下位に沈んでおり、最終節では済州ユナイテッドFC(Jeju United FC、韓国)と対戦する。

 同日に行われたグループHのもう1試合では、済州が2-1で江蘇蘇寧(Jiangsu Suning、中国)に勝利し、アデレードを抜いてグループ2位に浮上した。(c)AFP