【4月25日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領(55)は24日、1月の退任後初となる演説を地元シカゴ(Chicago)で行い、「次世代のリーダーの育成」を支援するために人生の次の期間を使いたいと表明した。

 自身が過去に法科大学院の講師を務めたシカゴ大学(University of Chicago)で学生や高校生を前に演説したオバマ氏は、市民参画拡大の必要性について語った他、自身が将来を「非常に楽観的」に考えており、米国が直面する問題は解決できるとの展望を示した。

 同氏は「大統領の任期を終えた今、すでに大統領の務めを果たして、自分が次にできる最も重要な仕事は何なのかを考えながら、多くの時間を過ごしている」と説明。「私にできる何より重要なことは、次世代のリーダーを育て、彼らがバトンを受け継ぎ、世界を変えることに挑戦できるよう、何らかの形で手助けすることだ」と述べた。(c)AFP