【4月23日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は22日、第30節の試合が行われ、マインツ05(Mainz 05)に2度のリードを許したバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、後半にティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)のゴールで同点に追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。

 18日にレアル・マドリード(Real Madrid)に敗れ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)から姿を消したバイエルンは、マインツと引き分けたことで公式戦4試合白星から遠ざかっている。

 残り4試合で降格圏内まで1ポイント差と1部残留争いに巻き込まれているマインツは、金星まであと一歩だったが、後半28分のティアゴの同点弾により、バイエルンはリーグ戦でのホーム無敗記録を20に伸ばした。バイエルンが最後に本拠地で黒星を喫したのは、1-2で敗れた2016年3月のマインツ戦までさかのぼる。

 2位のRBライプツィヒ(RB Leipzig)は、23日の試合でシャルケ04(Schalke04)に勝利すれば、バイエルンとの勝ち点差を6に縮めることができる。ライプツィヒは5月13日にホームでのバイエルン戦を残している。

 低調なパフォーマンスに終わったバイエルンは、国内2冠を目指し、26日にドイツカップ(German Cup 2016-17)準決勝でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とホームで対戦する。

 バイエルンのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「レアル・マドリード戦のショックの後なので簡単な試合ではなかったが、もっといいプレーができたはずだ」とコメントしている。

「もっと多くのことを期待していた。前半はコンパクトさに欠けて良くなかった。水曜日(26日)のドルトムント戦では状態が良くなると信じている。準備する時間があるし、いいプレーをするよ」(c)AFP/Ryland JAMES