【4月23日 AFP】アフリカ中部コンゴ民主共和国の中央カサイ(Kasai-Central)州で、政府側のコンゴ民主共和国軍(FARDC)と部族勢力側の民兵組織の激しい衝突により、これまでの8か月間で住民100万人以上が避難を余儀なくされている。国連(UN)関係者が21日、明らかにした。

 同州では昨年8月、ジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領に対する武力闘争を続ける部族勢力のカムウィナ・ンサプ(Kamwina Nsapu)首長(別名ジャンピエール・ムパンディ、Jean Pierre Mpandi)が政府軍に殺害されたことを機に衝突が始まった。

 国連人道問題調整室(OCHA)のイボン・エドモウ(Yvon Edoumou)氏がAFPに語ったところによると、OCHAに登録された中央カサイの避難民数は4月1日時点で109万人に上る。この他にも北キブ(North Kivu)州や南キブ(South Kivu)州などの紛争地域でも200万人が避難を強いられているという。

 国連の報告によれば、カサイ地域では40か所から埋められた多数の遺体が見つかったほか、現地情勢を調査していた外国人の国連専門家2人が拉致されてから16日後に土中から遺体となって発見されている。(c)AFP