【4月23日 AFP】16-17ドイツ・ブンデスリーガ1部は22日、第30節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が得点王争い単独トップに立つ27得点目を決めると、ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)が決勝点を挙げ、敵地でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に3-2で勝利し、リーグ3位に浮上した。

 序盤にマルコ・ロイス(Marco Reus)のPKで先制したドルトムントは、メンヘングラッドバッハのラース・シュティンドル(Lars Stindl)に同点ゴールを奪われると、さらにはマルセル・シュメルツァー(Marcel Schmelzer)のオウンゴールで逆転を許した。

 しかし、ドルトムントはロイスとの交代で途中出場したオーバメヤンが角度のない位置からゴールネットを揺らして追いつくと、終了間際にはゲレイロがヘディングシュートを決めて勝ち越した。

 この結果、ドルトムントは今節アウェーでケルン(1. FC Cologne)と1-1で引き分けたホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)を抜き、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)に本大会から出場できる3位につけている。

 ドルトムントのGKロマン・ビュルキ(Roman Burki)は、チームバスが爆破に巻き込まれ、DFマルク・バルトラ(Marc Bartra)が手首を骨折した事件から10日経過したことに言及し、「勝利は僕たちにいい影響をもたらせた。僕たちは再び戻ってきたことを示したんだ」と語った。(c)AFP