【4月22日 AFP】男子テニス世界ランク1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、来週行われるバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)の招待に応じ、不振状態からの脱却を目指すことになった。

 マレーは20日に行われたモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)3回戦で第15シードのアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas、スペイン)に敗れ、全仏オープンテニス(French Open 2017)を控える中でクレーコートのシーズン初戦でつまずいた。

 これまで4度出場しているバルセロナ・オープンでは優勝経験のないマレーは、前回覇者のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)や錦織圭(Kei Nishikori)、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)らの世界ランクトップ10の選手とともに戦うことになる。

 大会ディレクターを務めるアルベルト・コスタ(Albert Costa)氏は、マレーの出場は「本戦の組み合わせに花を添えるもの」だとコメントしている。

 マレーは肘の負傷以降、体調と状態を取り戻すことに苦しんでいる。(c)AFP