【4月21日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)、上海申花(Shanghai Shenhua)のカルロス・テベス(Carlos Tevez)が20日、けがで試合を欠場した当日に「上海ディズニーランド(Shanghai Disneyland)」へ行ったことに対する周囲からの批判に反論した。

 今年1月に世界最高年俸の3800万ユーロ(約44億円)で上海申花に加入した元アルゼンチン代表のテベスは15日、チームがリーグ戦で長春亜泰(Changchun Yatai)と対戦している間、上海ディズニーランドにいる様子を撮影された。

 リーグ戦の真っ最中にもかかわらず、ディズニーランドに出かけて家族とマジック・キングダム(Magic Kingdom)付近の険しい道を歩く姿に対しては、一部のファンから厳しい声が上がった。

 ふくらはぎの故障に苦しむ33歳のテベスは20日、オンラインのビデオインタビューで「あの日はオフだった。私は普通の人間だし、休みの日に家族との時間を過ごすことは当たり前だ」と通訳を介して話した。

 また、当日はトレーニングをこなしてからディズニーランドに向かったと説明しているテベスは、同じインタビューの中で「まだ中国リーグに完全に適応していない」、「チームとスーパーリーグの環境により順応する」必要があると発言している。

 さらに、上海移籍を果たすまで在籍していた母国1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)への復帰のうわさについては、「私と家族は皆、上海(Shanghai)が気に入っているし、街や雰囲気にも少しずつ慣れてきている」 と一蹴した。(c)AFP