【4月21日 AFP】米誌タイム(Time)は20日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、スポーツ界からはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)やトム・ブレイディ(Tom Brady)、レブロン・ジェームズ(LeBron James)ら7人が選出された。

 パイオニア部門、アーティスト部門、指導者部門などに分けられているタイム誌のリストでは、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)で現在フリーエージェント(FA)のQBコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)も名を連ねた。

 スポーツ選手ではこの他、米大リーグ(MLB)シカゴ・カブス(Chicago Cubs)のテオ・エプスタイン(Theo Epstein)編成本部長、体操女子のシモーネ・バイルス(Simone Biles、米国)、総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のコナー・マクレガー(Conor McGregor)が選ばれている。

 サッカー元イングランドのデビッド・ベッカム(David Beckham)氏は、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーするネイマールを「1世代に1人のサッカー選手」と寄稿文の中で称賛した。

 また、米テレビ司会者のコナン・オブライエン(Conan O'Brien)氏は、第51回スーパーボウル(Super Bowl LI)でニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)を劇的な逆転勝利に導いたブレイディについて「トムによる真の功績は、(ベストに)なろうという意志だ」とつづった。

 さらに、昨年のNBAファイナルで1勝3敗の土壇場から頂点に立ったクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のジェームズについては、米作家のリタ・ダブ(Rita Dove)氏が「クリーブランド・キャバリアーズを優勝に導くという誓いを遂行し、自身の基金を通じて次世代の将来に投資をしたという点で、地元オハイオ(Ohio)州の自信を高めただけでなく、全米国国民のインスピレーションとなった」と寄稿している。(c)AFP