【4月20日 AFP】16-17NBAは16日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、相手ディフェンス陣を圧倒したゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、110-81でポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)を下し、2勝0敗とリードを広げた。

 ふくらはぎを負傷したケビン・デュラント(Kevin Durant)を欠くウォリアーズは、第3クオーターで相手にわずか12ポイントしか許さず、昨年のカンファレンス準決勝でも激突したトレイルブレイザーズに対し、ホームで11連勝を飾った。

 121-109で勝利した初戦より11ポイント減ったウォリアーズは、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が19得点、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が16得点を記録した。

 ウォリアーズのジャベール・マクギー(JaVale McGee)は、デュラントの欠場は残念だが、チームは同選手が不在の時にどうすべきか理解しているという。

 この日、ベンチからの出場で15得点を挙げたマクギーは、「俺たちには自信がある。これまでにもKD抜きで戦わないといけなかった試合は多くあるし、慣れている。でもKDは必要だ。彼の得点力がね」と語った。

 もう一方のウエスタンカンファレンスの試合では、第4クオーターにエリック・ゴードン(Eric Gordon)とルー・ウィリアムズ(Lou Williams)が爆発的な活躍を見せたヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)が、115-111でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に逆転勝ち、2勝0敗とリードを拡大した。

 15点差をひっくり返されたサンダーのラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)は、51得点、13アシスト、10リバウンドの数字をたたき出し、プレーオフ史上最高得点でトリプルダブルを達成した選手となったが、孤軍奮闘も実らなかった。

 ワシントン(Washington)では、第4クオーターにブラッドリー・ビール(Bradley Beal)が16得点を稼いだワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)が、アトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)に109-101で勝利している。(c)AFP