【4月21日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)は20日、準々決勝第2戦が行われ、サポーターに遠征自粛を呼びかけたオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)が、PK戦まで突入したベシクタシュ(Besiktas)との激闘を制し、準決勝に駒を進めた。

 リヨンのホームで行われた先週の第1戦では、試合前に両チームのサポーターが衝突し、ファンがピッチになだれ込んだため、試合開始が遅れるトラブルが発生した。これを受けて欧州サッカー連盟(UEFA)は、両チームに対して「執行猶予付き」の欧州カップ戦出場禁止処分を科している。

 リヨンは予防措置として、サポーターにトルコ遠征を控えるよう呼びかけた。そしてイスタンブール(Istanbul)の会場に駆けつけた十数人のリヨンファンは、ベシクタシュファンとの接触を避ける安全対策として、VIP席で試合を観戦した。

 リヨンが初戦を2-1で先勝して迎えた第2戦、ホームのベシクタシュはタリスカ(Anderson Talisca)が2得点の活躍をみせると、リヨンの反撃をアレクサンドレ・ラカゼッテ(Alexandre Lacazette)の1得点に抑え、両チームの2試合合計スコアは3-3の同点となった。

 試合は延長戦でも勝敗はつかず、決着はPK戦まで持ち込まれると、両チームはともに6人目まで全員成功。そしてベシクタシュは7人目のドゥシュコ・トシッチ(Dusko Tosic)のシュートがGKアントニー・ロペス(Anthony Lopes)にセーブされたものの、リヨンはクリストフ・ジャレ(Christophe Jallet)のシュートがクロスバーの上に外れた。

 そして迎えた8人目、マテイ・ミトロビッチ(Matej Mitrovic)のシュートがセーブされたベシクタシュに対し、リヨンはマクシム・ゴナロン(Maxime Gonalons)が落ち着いて成功させ、時計の針が0時を回った試合に終止符を打った。

 リヨンのジャン・ミシェル・オラス(Jean-Michel Aulas)会長は、「重要なのは、この10日間であったすべての逆境を乗り越え、素晴らしい成功を手にしたチームに敬意を表すことだ」と語った。(c)AFP