【4月19日 AFP】レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が18日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦でハットトリックを決め、史上初めて大会通算100ゴールを突破した。

 第1戦で欧州サッカー連盟(UEFA)主催大会で通算100得点に到達していたロナウドは、後半31分に頭でこの日1得点目を決めると、延長前半の終了間際に2戦合計での勝ち越しゴールを記録。そして迎えた延長後半5分にチームの4強入りを決定づける3得点目を決めた。

 ロナウドは、レアルではチャンピオンズリーグで85試合に出場して85ゴールを決めている。それに加えて、レアルの前に在籍していたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で本大会15ゴール、プレーオフ1ゴールを挙げている。

 チャンピオンズリーグの通算ゴール数では、ロナウドとFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)との争いが続いているが、この日の3得点でロナウドがリードを広げた。

 通算94ゴールのメッシは、今季は11ゴールを決めて大会得点王に立っている。しかしバルセロナはユベントス(Juventus)との第1戦を0-3で落としており、メッシが今季中にゴール数を伸ばす機会はあまり多くないとみられる。(c)AFP