【4月19日 AFP】米フェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)は18日、オハイオ(Ohio)州で高齢の男性を銃で殺害する様子を撮影した動画がフェイスブックに投稿された問題を受け、世界最大の交流サイト(SNS)である同サイトがこうした陰惨な行為の宣伝に使われないよう取り組むと約束した。

 シリコンバレー(Silicon Valley)で開かれた同社の年次開発者会議の開会に当たって述べた。その席では、ユーザーのコミュニティーの強化を促すためのツールについて重点的に語った。

 ザッカーバーグ氏は「われわれの心は(殺害された)ロバート・ゴッドウィン・シニア(Robert Godwin Sr)さんの家族、友人たちと共にある。今後このような悲劇が起きないように、できることは何でもしていく」と表明。一方で、フェイスブックにはやるべきことがたくさんあるとも認めた。

 今回の事件では、米国人のスティーブ・スティーブンズ(Steve Stephens)容疑者(37)がイースター(Easter、復活祭)の16日、オハイオ州でゴッドウィンさんを殺害し、その様子を映した動画をフェイスブックに投稿。警察によると、指名手配中だった容疑者は18日、隣接するペンシルベニア(Pennsylvania)州で警察の短い追跡を受けた末に銃で自殺した。

 フェイスブックではこうした卑劣な犯罪の動画が投稿される例が相次いでおり、サイト上で公開される動画の内容やその監視方法などをめぐって改めて疑問が持ち上がっている。

 ゴッドウィンさん殺害の動画は公開後に削除された。(c)AFP