【4月18日 AFP】米映画会社ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures)の映画『ワイルド・スピード ICE BREAK(The Fate of the Furious)』の全世界でのオープニング週末の興行収入が過去最高を記録した。業界データにより17日、明らかになった。

 米興行成績調査会社エグジビター・リレーションズ(Exhibitor Relations)によると、ヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)、ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)、ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriquez)、ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)らが出演するシリーズ8作目の北米でのオープニング週末の興収は、9880万ドル(約108億円)だった。2015年のシリーズ7作目の同1億4720万ドル(約160億円)との比較では大幅ダウンとなった。

 しかし、国外での成績は好調で、63か国の合計は、4億3230万ドル(約472億円)となり、映画『ジュラシック・ワールド(Jurassic World)』の国外オープニング週末興収3億1670万ドル(約346億円)を上回った。今回、世界第2位の経済大国である中国では、過去最高となる1億9000万ドル(約207億円)を記録している。

 国内外での合計は、5億3200万ドル(約581億円)。これは、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』が記録した5億2900万ドル(約577億円)を上回る数字だ。

 シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)が出演している最新作を含むシリーズ8作品の世界興行収入は、現時点で44億ドル(約4801億円)に上る。(c)AFP