【4月16日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、現役時代にボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)やアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)で活躍したトッド・ヒープ(Todd Heap)氏が14日午後、私道でトラックを移動させた際に、3歳の娘を誤ってはねて死亡させていたことがわかった。

 事故に対応した米アリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)郊外メサ(Mesa)の警察によると、ヒープ氏の娘は搬送された地元の病院で死亡が確認されたという。

 また、事故当時にヒープ氏からアルコールなどの成分は検出されなかった。

 2001年のドラフトでレイヴンズに1巡目指名を受け、同チームで10シーズンを過ごした現在37歳のヒープ氏は、2012年シーズンに選手生命を絶たれる大けがをするまでの2年間をカーディナルスでプレーしていた。

 レイヴンズは15日、「トッドと妻アシュリー(Ashley)さん家族の悲痛な思いや胸の痛みを想像することはできない」とコメントを発表。カーディナルスもまた、「言葉にならないような悲しみであり、どのような家族にとっても苦しい出来事だ」と哀悼の意を表している。(c)AFP