【4月13日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2017)は12日、各地でグループリーグの試合が行われ、グループEの鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)は1-2でブリスベーン・ロア(Brisbane Roar、オーストラリア)に敗れ、首位から転落した。

 試合は前半18分、鹿島の植田直通(Naomichi Ueda)がクリアミスを犯した隙を突き、ブリスベーンのジェイミー・マクラーレン(Jamie Maclaren)が今大会チーム初ゴールとなる先制点を獲得。後半開始直後には、元オーストラリア代表のブレット・ホルマン(Brett Holman)が追加点を挙げ、ブリスベーンが2-0とリードを広げた。

 対する鹿島は、後半34分に途中出場の永木亮太(Ryota Nagaki)のゴールで1点を返すのが精いっぱいだった。

 今大会4試合目にして初勝利を挙げ、勝ち点4としたロアは依然として最下位となっているが、同日にムアントン・ユナイテッド(Muang Thong United、タイ)に敗れた蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)とは勝ち点で並び、2位鹿島とも同2差としている。

 一方、グループGの川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)は広州恒大(Guangzhou Evergrande、中国)とスコアレスドローに終わった。

 この日行われたもう一方の試合では、水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)が5-0で東方体育会(Eastern Sports Club、イースタンSC、香港)に大勝し、首位をキープしている。(c)AFP