【4月12日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は11日、7年ぶりのトルコGP(Turkish Grand Prix)開催を目指すべく、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の新最高経営責任者(CEO)と面談した。

 エルドアン大統領は同日、アキフ・チャアタイ・クルチ(Akif Cagatay Kili)青年スポーツ相ら側近を交え、首都アンカラ(Ankara)の大統領府でF1のチェイス・キャリー(Chase Carey)CEOと面会。2005年から2011年にわたってトルコGPが開催されたイスタンブールパーク・サーキット(Istanbul Park Circuit)のアリ・ブラル・アク(Ali Vural Ak)社長も同席したという。

 現地英字紙ヒュリエト・デーリー・ニューズ(Hurriyet Daily News)は、「事情が許されれば、大統領の支援をもってイスタンブールパークで再びF1を開催できればと願っている」とするアク社長のコメントを伝えた。

「非常に徹底的な会議になった。まだサインはしていないが、残りはサインだけだ。万事うまくいけば、わが国はイスタンブール(Istanbul)でF1を再び開催できる」

 トルコGPは、大会運営コストをめぐって合意が取れなかったことを理由に、F1のカレンダーから消えていた。(c)AFP