【4月12日 AFP】ドイツ西部ドルトムント(Dortmund)で、日本の香川真司(Shinji Kagawa)選手が所属するサッカーのクラブチーム、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の一行を乗せたバスのそばで3度の爆発が発生した事件で、地元警察は11日、爆発は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の試合に向かっていた同チームを直接の標的とした攻撃だったという見方を示した。

 ドルトムントの警察幹部は、爆発は「チームを標的とした攻撃だったとみている」と述べた。

 同幹部は、爆発後にチームの滞在先のホテルでも爆発物らしき物が発見されたが、発火しなかったことも明らかにした。

 一方、地元検察によると、爆発現場近くでは手紙が見つかり、本物かどうか調査を行っている。手紙の内容については公表していない。

 爆発ではスペイン出身のDFマルク・バルトラ(Marc Bartra)選手(26)が負傷し、手首の手術を受けることになった。(c)AFP